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地域とフォルティウスが協力し児童にカーリング体験を!
~「羊丘小学校カーリング体験会」開催~
11月15日(火曜日)午前10時50分から、羊丘小学校〔髙田洋史(たかた・ひろふみ)校長〕体育館でカーリング体験会が行われた。
これは、地域の特性を生かした取り組みとして子どもたちにカーリングを体験してもらうことを目的に、東月寒地区町内会連合会〔有田京史(ありた・きょうふみ)会長〕が主催したもの。体験会は、同校の体育の授業として実施され、同校小学3年生約90人が参加した。
この日は、豊平区内に練習拠点を置く女子カーリングチーム「フォルティウス」所属の船山弓枝(ふなやま・ゆみえ)選手、近江谷杏菜(おおみや・あんな)選手、小野寺佳歩(おのでら・かほ)選手、吉村紗也香(よしむら・さやか)選手、小谷優奈(こたに・ゆうな)選手が来校し指導を行った。
冒頭、カーリングの基礎知識として、近江谷選手がカーリング発祥の歴史や競技のルールなどを紹介。テレビで競技を見たことのある児童は多かったが、目標となるハウス(円)までの距離が約40メートルも離れていることを聞くと、驚きの声が上がった。また、スポーツマンシップ、思いやり、高潔な態度などを求める競技として選手一人一人が大切にしている「カーリング精神」を伝えたところ、児童らは真剣なまなざしで話に聞き入っていた。
次に、2グループに分かれていよいよカーリング練習がスタート。底に車輪が付いているストーンを使用した「フロアカーリング体験」と、選手に必要とされる体幹を鍛える「運動体験」を、途中で休憩をはさみながら約80分間行った。3人1組のチームに分かれて対戦するミニゲームにも挑戦し、見事に目指した位置へストーンを投げることができると、「おぉー!」「やったー!」と歓声を上げて喜びを分かち合い、カーリングの面白さを体感している様子だった。
この日、初めてカーリングを体験したという児童は「慣れるまで難しかったけどすごく楽しかった。会場で試合を観戦してみたい!」と笑顔で話していた。
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