スズメバチ類、アシナガバチ類
屋外の刺す虫
夏~秋・刺されると激しい痛みとともに腫れる
人を刺して問題となるハチ類は、スズメバチやアシナガバチ、ミツバチ、マルハナバチなど集団生活をする仲間です。
スズメバチ類
どんな虫?
- 越冬した女王バチは、春先から巣をつくりはじめます。
- 巣は9月頃に、最も大きくなり、11月頃になると、働きバチは死んでしまい、巣はカラになります。
- カラとなった巣は翌年再び使われることはありません。
- 巣やハチに刺激を与えたり、巣に近づくと、刺されることがあります。
- ハエや毛虫など、不快害虫を捕まえる益虫でもあります。
ケブカスズメバチ
- 市内でよく見られ、攻撃性が強い種です。
- 軒下、屋根裏、壁の中などにボール状の大きな巣をつくります。

ケブカスズメバチ

ケブカスズメバチの巣
コガタスズメバチ
- 市内でよく見られる種で、ケブカスズメバチよりはおとなしい性質です。
- 低い木の枝や家屋の軒下などにボール状の巣をつくります。

コガタスズメバチ

コガタスズメバチの巣
オオスズメバチ
- 市内ではあまり見られませんが、体長3cm程と大型で、攻撃性が極めて強く、最も危険な種です。
- 主に土中に巣をつくりますが、木のほらや壁の間にもつくることがあります。
- 他の種類のスズメバチやミツバチの巣を襲い、幼虫やサナギをエサとして持ち去ります。

オオスズメバチ
クロスズメバチ
- 体長1cm程の小さな種ですが、草刈の時など、巣に気づかずに刺されることがあります。
- 主に土中に巣をつくりますが、屋根裏や床下換気口などにもつくることがあります。

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アシナガバチ類
- 軒下、生け垣、樹木などに外被に覆われないハスの実状の巣をつくります。
- 攻撃性はスズメバチほど強くありませんが、巣に近づくと威嚇されます。
- 巣は1年限りで捨てられ、新女王バチだけが越冬します。

対策・駆除について
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