ビルマニシキヘビ

カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国に分布し、基本的に熱帯雨林に生息しているが、比較的乾燥した草原にも生息している。

全長3～6ｍで雌の方が大型になる。昼行性で地表生活をしているが木に登ったり、水面を泳いでいる姿も観察されている。繁殖形態は卵生。20～50個ほど産卵し、約60日で孵化する。雌は卵を抱いて保護し、筋肉を痙攣させて発生する体温で卵の成長を促すことが知られている。

動物食で哺乳類や鳥類を食べる。

皮は革製品に利用され、皮目的の乱獲により生息数が激減した。生息地では保護の対象になっている。