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更新日:2025年3月28日

アズマヒキガエル

アズマヒキガエル

*無尾目

ANURAS

(カエル亜目NEOBATRACHIA)

*ヒキガエル科

Bufonidae

*英名

Eastern-Japanese common toad

*学名

Bufo japonicus formosus

分布

北海道を除く東日本に広く分布。島根半島-鳥取県・近畿地方北部、志摩半島-紀伊半島中部、中部地方以東に生息する。

特徴

日本の固有種であり、農耕地、自然林、草原など、海岸付近から標高の高い地域まで幅広く生息している。

体長は最大で15㎝ほどで、体には大小のイボがあり、耳腺からは神経系の毒が分泌される。

オタマジャクシにも毒があることが分かっている。

北海道には元々生息していなかったが、およそ40年前に人為的に持ち込まれとされている。北海道では「国内外来種」として、北海道の在来生物(昆虫や両生類)への影響が懸念されている。現在は石狩川流域周辺の地域で定着が確認されており、札幌市内でも生息が確認されている。

札幌市では在来の生物や生態系を守るため、市民団体と協力をして防除などが行われている。

食性

肉食性。地表に生息する昆虫、ミミズ、クモなどを捕食する。

寿命 野生3~4年、飼育下10年前後
その他

レッドリスト:LC(IUCN2020)

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