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更新日:2025年3月28日

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ

*有鱗目

SQUAMATA(SAURIA)

*ヤモリ科

Gekkonidae

*英名

Leopard gecko

*学名

Eublepharis fuscus

分布

中央アジアから西アジアにかけて分布し、荒野や平原、砂礫地帯等に生息している。

特徴

全長20㎝程度。ヤモリ科の仲間だが、ニホンヤモリ等のヤモリ亜科の種とは異なり瞼を持ち、指先に趾下薄板がないため、壁面等に貼りつかずに地表を歩行する等の特徴を持つ。ヤモリ科の中では大型種である。またヒョウモントカゲが属するアジアトカゲモドキ属の中では、全5種の中で3番目に大きい種である。夜行性。歩行時は尾を引きずらずにやや持ち上げる。獲物を狙う時、威嚇時は尾を上げて左右に揺らす。決まった場所に糞をする習性がある。繁殖形態は卵生。1シーズンに1~2個の卵を15~20日おきに1~5回に分けて産む。卵は40~60日程度で孵化する。温度依存性決定により、卵の保温状態が摂氏29度以下の場合は雌のみ、摂氏32度以上の場合は雄のみが孵化する。

食性

肉食性で昆虫や節足動物、小型哺乳類等を食べる。

寿命 野生下:約20年 飼育下:約20年
その他

レッドリスト:LC(IUCN2017) CITES:附属書Ⅱ(日本原産種を除く)

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